医薬情報研究所制作の書籍などに関するよくある質問
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全般的な事柄
書籍の注文はどうすればいいのですか?
書籍紹介のページをご覧いただき,発行元あるいは販売元へ直接ご注文をお願いいたします。また,お近くの書店にご注文いただきますと送料が不要ですので,こちらをお勧めいたします。
じほうと社会保険研究所で販売している同じ題名の書籍は,どう違うのですか?
内容は同一です。じほう,社会保険研究所の2社が共同で小社制作の書籍を取り扱っています。そのため表紙だけ各社のものにして販売しています。
多くの書籍で,官報に記載のない品目が載っているのですが?
薬価基準の官報告示には2通りの方式があります。承認された個々の銘柄名で掲載される銘柄名収載方式と,個別品目は示さず一般名で掲載する統一名収載方式です。ちょっとややこしいのが統一名収載です。たとえば,告示はブドウ糖注射液となっていても,実際には大塚糖液など個別の商品名で販売されています。小社では,読者の利便を図るため,統一名収載品目の個別商品名も書籍に掲載しています。
薬効分類は何を元にしているのですか?
総務庁(現総務省)が平成2年に公布した日本標準商品分類の87医薬品を基本としています。具体的には,厚生労働省医政局経済課が薬価収載のたびに通知する薬価基準収載医薬品コードの先頭4桁をその薬剤の薬効分類として採用しています。公的機関が発表する個々の薬剤の薬効分類番号は薬価基準収載医薬品コードのみです。
薬効分類番号についているアルファベットはどういう意味があるのですか?
日本標準商品分類にはアルファベットはついていません。このアルファベットは,小社が付与しています。基本的には,薬効分類番号の4桁目が9もしくは0のものにアルファベットを付与しています。4桁目が9もしくは0の分類は「その他」になります。その他ですから,既存の分類に当てはまらないものがすべて含まれます。そのままでは品目数が多くなりすぎますので,単味剤に「i」を,配合剤に「J~T」等を付与して細分化しました。配合剤の分け方については薬効ごとに考え方が異なるため,特にルール化していません。
保険薬事典/保険薬事典Plus⁺
保険薬事典Plus⁺ってなんですか?
昭和38年に発行された薬効別薬価基準の定番「保険薬事典」(通称「赤本」)に,様々な情報をPlus⁺した新定番書籍です。平成19年に登場以来,多くの方にご愛用いただいており,現在は「Plus⁺」に一本化しています。
一般名の後についているカッコ数字は何を意味するのですか?
同じ一般名の中で,医薬品の性状の差(普通錠とOD錠 等)や適応・用法の差がある場合に,それらを区別するために便宜的に設定しています。「区別すること」を目的としたものですので,番号自体には意味はありません。
成分や商品名で赤字と黒字で記載されているものがありますが,何が違うのですか?
赤字で記載されている成分や商品名は,官報告示をされて薬価基準に収載されているものです。成分では主に日本薬局方に収載されている医薬品,商品名では銘柄名での収載品目です。一方黒字は官報での告示がないもので,黒字の商品名は統一名収載品目です。
配合剤の名称は誰が決めているのですか?
承認名称や薬剤の内容等から整理し小社が決めています。
配合剤の名称についている数字は何を意味するのですか?
配合剤名称は,基本的には主たる成分を併記した名称にしていますが,成分数が多い薬剤は,便宜上別名をつけています(たとえば高カロリー輸液用基本液,パップ剤など)。これらでは成分や含有比率が異なるものに番号をつけて区別するようにしています。「区別すること」を目的としたものですので,番号自体には意味はありません。
保険適応外のバイアグラも載っているのですか?
原則,薬価基準収載医薬品を対象に掲載していますが,一部,薬価基準に収載されていない医薬品も載せています。本書掲載の薬価基準収載外の医薬品は低用量ピル,ED治療剤,男性型脱毛症剤等です。
追補版はないのですか?
適応と用法までを含めた追補版は作成していませんがその他の情報については作成していますので,販売元へお問い合わせください。
薬価基準点数早見表
注射薬にある点数の意味を教えてください。
点数の意味は,以下の通りです。
点数のみ…薬剤費に外来の皮下注・筋注手技料を加えた点数
静+点数…薬剤費に外来の静注手技料を加えた点数
Aq+点数…薬剤費に外来の皮下注・筋注手技料および溶解用の注射用水5mLを加えた点数
Aq…溶解用の注射用水が算定できることを意味する
静…用法から,静注の手技料を算定することが妥当であることを意味する
いずれも算定可能性のある一例の提示で,複数の経路等,すべてを表示していません。また外来のワンショットを前提としており,参考値としてご覧ください。
たとえば生理食塩液は外傷の洗浄にも使いますが,なぜ外用薬の項に載っていないのですか?
薬価基準の告示では,薬剤は内用,注射,外用,歯科用のいずれかに割り当てられます。内用と外用の両方に用いられるものも内用薬か外用薬かのいずれかで告示されます。これはあくまで薬価基準上の整理ですので,注射薬で告示されている薬剤でも用法上妥当であれば,外用に用いることに問題はありません。
追補版はないのですか?
作成していますので,販売元へお問い合わせください。
薬効・薬価リスト
新薬の「投与制限」はいつからいつまでになりますか?
新薬が薬価基準に収載された日から1年後の日の月末までとなります。例えば,5月20日に収載された新薬であれば,「翌年の6月1日」から投与制限がなくなることになります。制限のある新薬の薬価基準収載日については本文に(薬価基準収載日:年月日)と掲載していますのでそちらをご覧ください。
この本に掲載されている「適応」や「用法」はどのような基準で編集しているのですか?
添付文書の効能・効果,用法・用量の部分から,「レセプト業務で必要と考えられる記述」を中心に掲載しています。効能・効果はほぼ承認事項そのまま,用法・用量は正確さとともに見やすさを追求しながら編集しています。「効能・効果に関する使用上の注意」や「用法・用量に関する使用上の注意」も同様に,条件や制限等,注意すべき内容に焦点をあてて編集しています。ただし,添付文書は承認内容の変更等により日々改訂されていますので,臨床上の参考にする場合は,最新の添付文書をご参照ください。
CD-ROMなど電子媒体はないのですか?
現在は作成していません。電子情報として必要な場合は,じほう社の「J-SET」というサービスでも同様の情報をお伝えしていますので,そちらからお求めください。
(じほう社HP:http://www.jiho.co.jp/から「電子メディア」⇒「J-SET医薬品情報自動更新サービス」参照)
なお,書籍の巻頭付録である「投与日数に制限のある内用薬・外用薬」につきましては,「DIYaku」にてデータ版を販売しております(毎月更新)。
追補版はないのですか?
新薬・後発品については,官報告示後速やかに各出版元ホームページにて追補PDFを掲載しています(新薬は薬効・薬価リスト本文に準拠したレイアウト,後発品は対応する先発・代表薬ごとに見やすくまとめたレイアウト)。詳しくはじほう社(http://www.jiho.co.jp/), 社会保険研究所(http://www.shaho.co.jp)のホームページをご覧ください。
投薬禁忌リスト
載っていない品目があるのですが。
禁忌事項および重大な副作用をもつ製品を整理しています。従って,禁忌事項等がない製品については掲載していません。
保険適用外のバイアグラも載っているのですが。
原則として,薬価基準収載医薬品を対象としていますが,一部薬価基準に収載されていない医薬品(勃起不全治療薬,男性型脱毛症用剤,経口・緊急避妊薬,インフルエンザワクチン等)も掲載しています。
追補版はないのですか?
作成していません。
識別ハンドブック
載っていない品目があるのですが。
本書では,品目を特定できる“識別表示”がある薬剤のみを扱っています。ロット番号や規格数字だけの場合などは対象外となります。
注射はないのですか?
他院で処方された持参薬の特定などを想定しているため,院外処方の少ない注射剤は除外しています。
追補版はないのですか?
年に数回,じほう社webサイトにて情報提供しています。書籍の先頭にある黄色の綴じ込み用紙をご参照ください。
ジェネリック医薬品リスト
電子データはないでしょうか?
DIYakuフォーム
よりお問い合わせください。
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