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後発収載,そして変化の年

2024年12月10日

令和6年12月5日,定期の後発品が告示(翌日収載)されました

告示は内用薬44品目,注射薬17品目,外用薬10品目(計71品目)で,6月の
計67品目と数量規模は変わらず,といった状況です。

一番多く後発品が出たのがリバーロキサバン(先発品:イグザレルト)で
18品目,続いてビルダ口プチン(同:エクア)9品目でした。

エピナスチンの点眼液(同:アレジオン)やロキソプロフェンのテープ
(同:ロキソニン)で後追いAGが出るなど,少数のなかでも様々な方針,
想定があるように見受けられました。

そんな中,12/6に後発品大手の武田テバの株式譲渡のニュースもありました。

「武田テバ」全株式の譲渡契約締結のお知らせ

株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズが運営管理を行うファンドにより
設立された株式会社ジェイ・ケイ・アイに来年4月をめどに譲渡される見込
みで,その後9月で社名をT's(ティーズ)ファーマ(武田テバファーマから),
T's製薬(武田テバ薬品から)とするそうです。

後発業界の再編の一環とも取れますが,現在議論されている中間改定
の在り方も含め,来年もどう変化していくか。
今だ続く医薬品の供給問題等,課題は積もりますが,解決に向けた動きと
なることを期待します。

(わ)
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