“ニッポンエール” というJA全農の商品ブランドをご存知でしょうか。
日本の農畜産物を活用したお菓子やお酒、冷凍食品など様々なものがあり、
スーパーマーケットやコンビニなどで販売されています
(
https://www.zennoh.or.jp/nippon-yell/lineup/)。
JA全農のブランドということもあり、実に日本全国津々浦々、
それぞれの地域で取れる農畜産物を使って商品化されていて見ているだけでも楽しいです。
例えばグミで言えば、北海道産のハスカップや夕張メロン、
山形県産のさくらんぼやラ・フランス、福島県産の桃(あかつき桃)などなど、
北海道から沖縄まで、47都道府県の名産を使った商品が並んでいて、
小学生の地理の勉強にも良いのではないかと思ってしまいます。
そこで気になるのは居住地、東京のグミです。
東京はと言うと・・・意外にも使われているのは“キウイ”でした。
「なぜ・・・??」と思ったのは私だけではないと思いますが、
「東京ゴールド」という東京都小平市で誕生した新しい品種のキウイフルーツを使用しているそうです。
キウイはビタミンC、E、B6、Kをはじめ、カリウムや葉酸、食物繊維なども含まれていて、
栄養素の充足率が非常に高いフルーツです(
https://www.zespri.com/ja-JP/nutrition、
ゼスプリ インターナショナル ジャパンHPより)。
ビタミン成分の抗酸化作用による動脈硬化の抑制や、
水溶性食物繊維による血糖や血中コレステロール上昇の抑制が期待でき、
さらにカリウムはナトリウムの排泄を促すことで高血圧の予防に多少なりとも貢献しているので、
生活習慣病を気にする方にお勧めです。
また、これまで思いもしなかったのですが、実はキウイの皮には
食物繊維やフェノール類(抗酸化物質のポリフェノール)などが含まれていて、
世界的に生産量の多いニュージーランドをはじめ、海外では皮を食べるのが当たり前のようです。
周りのザラザラ感は気になりますが、近々チャレンジしてみたいと思っています。
冒頭に戻りますが “ニッポンエール”は、特にグミの種類が豊富なので、
出身地や、行ってみたい地域のもの、またお好みの果物などを楽しみながら選びつつ、
日本の農業を応援できたら良いと思います。
(を)