まだまだ暑い日が続き,室外で過ごす時間を最小限にしたくなりますね。
各地で突然の雷雨が相次いでいますし,気が抜けない日々です。
ところで先日,約4年間お世話になったウォーターサーバーとお別れしました。
理由は他にもあるのですが,使っていたのがすぐお湯が出る,
比較的電力を使用するタイプということもあり,
やはり昨今の電気代高騰は無視しがたく…。
というわけでミネラルウォーターの宅配がなくなり,
水道水のおいしい飲み方を模索することに。
水道水はそのままでも飲用に適していますが,カルキを抜いた方が
カルキ臭がなくおいしいとはよく言われるところです。
改めて調べてみると,カルキ以外にも水道水から除去できるものがあるようです。
それは,今回初めて知ったのですが,「
トリハロメタン」という物質です。
wikipediaによると,
“水道水中の
トリハロメタンは、汚染物質として混入したのではなくとも、
浄水場などで塩素消毒を行った際に、水中にフミン質のような有機物が含有されていると
非意図的に消毒副生成物として発生する。”
とのこと。
東京都水道局ホームページの「
よくある質問」にも記載がありました。
質問;
トリハロメタンには発がん性があると聞いて心配しています。
水道水にはどのくらい含まれていますか。
回答;
川などの水には、都市排水等の中にある有機物質が含まれています。
また、山間部でも落ち葉などが微生物に分解されて生じた物質(フミン質等)が
川などの水に検出されることがあります。水道水を作る過程で塩素処理を行うと、
これらの物質と塩素が反応してトリハロメタンができます。
水道局でお配りしている水道水に含まれる全てのトリハロメタンの量は、
水質基準値以下であり、安全性に問題はありません。
なお、水質基準は、生涯にわたり摂取しても健康に影響が生じない水準をもって、
基準値が設定されています。
水質検査結果は
こちらをご覧ください。
さらに,続けて除去方法も教えてくれていました!
家庭で簡単にできるトリハロメタンの除去方法は、
①5分程度煮沸する
②浄水器を使用する ことです。
どちらの方法でもトリハロメタンの大部分を除去できますが、
残留塩素が減ってしまうため、雑菌が繁殖しやすくなり注意が必要です。
必ず早めに飲み切るようにしてください。
除去しなくても特に問題はなさそうですが,煮沸するだけでも簡単に除去できるのですね。
しかもカルキも減らすことができるということで,これからは5分程度煮沸した水道水で
お茶を作りたいと思います。
ミネラルウォーターに慣れた私ですが,水道水で作ったお茶も十分おいしいです!
上にもありますが,塩素が減るとカルキ臭は抜けるものの雑菌が増えやすくなるため,
保管にだけ注意したいと思います。
(す)