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胃の検査

2024年5月21日

先日,胃の内視鏡検査を受けてきました。
バリウムがどうにも苦手で,毎年の健康診断ではバリウム検査をパスし,
かと言って何もしないのは不安なので,近所のクリニックで内視鏡検査を受けています。

局所麻酔をするものの内視鏡挿入時の違和感,
胃に到達するまでに狭い箇所を通るときの多少の辛さ,
胃を膨らませるために空気を入れられる苦しさはありますが,
これらを考慮しても内視鏡検査派です。
内視鏡では,胃粘膜の色やちょっとした病変も観察でき,
医師が気になるところがあれば,その部分を採取して病理検査をしてもらうことができます。

また,胃に到達するまでの咽頭や食道も診てもらえます。
日頃から咽頭に違和感を覚えていますが,違和感はあれども
重大な病気でないことが分かれば一安心ですし,
食道がんは,他のがん発現部位と比べれば罹患率,死亡率は高くありませんが,
初期には自覚症状がないことがほとんどなので,早期発見につなげることができます
(がん情報サービスHPよりhttps://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/patients.html)。

実際,胃の検査に関してメリット・デメリットなどを調べると,
内視鏡検査に軍配が上がることが多い印象です。
ただ調べていくうちに,バリウム検査のメリットも見つけました。
難治性で潰瘍などの病変をつくらないスキルス胃がんは内視鏡検査では見分けが難しく,
バリウム検査のほうが有用だそうです。
バリウムは苦手ですし,内視鏡検査を受けたクリニックの先生は
「バリウム検査は受けなくても大丈夫」と言ってくれましたが,
念のため,次回の健康診断からは,年1回と割り切り,
バリウム検査も受けるようにしたいと思っています。

歳を重ねるごとに健康への意識が高まり,先日久し振りに会った高校の友人との話題は,
共通の知人の消息もそこそこ,体調や健康の話が多かったです。
20歳代,30歳代前半に諸先輩から聞いていた
“年を取ると健康の話が多くなるよ” という言葉を身をもって感じている今日この頃です。

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