暖かくなりましたね。
新年度最初の新薬が4/16告示されました(収載は4/17)。
恒例の新薬の名称由来を調べました。
(インタビューフォームを確認できたものとして)
■フィコンパ点滴静注用2mg
AMPA受容体をターゲットにした作用機序を強力に表現していることから「Fycompa」とした。
■ボイデヤ錠50mg
“voyage to a new day”から,より明るい未来,また,Factor DのDに由来。
■ラパリムス顆粒0.2%
一般名の「シロリムス(別名:ラパマイシン)」の「ラパ」と「リムス」に由来する。
なお,本化合物はイースター島(ポリネシア語名:ラパ・ヌイ)の土壌から分離された細
菌の代謝産物であり,抗生物質として見出されたことから「ラパマイシン」と名付けられ
ている。
■レブロジル皮下注用25mg/75mg
Red Blood Cel(赤血球)の発音を一つにまとめ,Reblozylとした。
取り急ぎ4つはあったのですが(ブランド的には既収載のものも含め)…
以前も書きましたが
名称由来:不明または特に無
が結構あり,毎回楽しみにしている者としてはちょっと寂しいですね。
「なるほどなぁ」とかちょっとクスッっと笑える!?ものなどがあると
薬に親しみも出てくるかもしれません。
メーカーの皆さま,今後の充実をひそやかに祈っております。
(わ)