医薬情報研究所社員によるコラム&ブログ

通っている歯科の主治医が，オシャレなスクラブを着ていました。
聞くと最近までは病院の規定で，決まったデザインのものしか着用できなかったとのこと。
主治医が着ていたのはDickiesのスクラブでした。

（画像はナースウェアドットコムさんからお借りしました）

日本ではカジュアルウェアブランドとして有名なDickies。
デニム生地のスクラブって珍しいなと思ったのですが，
アメリカではもともと医療現場で圧倒的な支持を得ているそうです。

スクラブひとつ取っても，最近ではかなり色々なデザインがあるようです。
例えば日本最古の絵具屋「上羽絵惣（うえばえそう）」と
白衣・スクラブの販売メーカー「クラシコ」がコラボして生まれたスクラブや，
文具メーカーの「ＭＯＮＯ」とのコラボスクラブなんかもあります。

中には一見するとスクラブとわからない，
ワンマイルウェア（家から1マイル(約1.6㎞)の範囲で着られる服）
といっても差し支えないデザインのものも。

機能性は重視しつつ，医療従事者の方々が気持ちよく仕事できたり
患者さんをはじめ，その場の空気を和ませる役割も担っているのかなと感じた一コマでした。

（い）