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本当に幅広・甲高

2024年3月26日

暖かくなったと思うとまだまだ寒い日もあったりと,不安定な季節ですね。
卒業式の多くなるこの時期,転機を迎えたり,身近な相手の旅立ちを見送ったりといった方も多いのではないでしょうか。

そんなフォーマルな場に合うシューズを新調することになった際,
一番気になったのは,普段は履かない靴ですぐに足が痛くなってしまうのでは…?という懸念です。

日本では「幅広・甲高」とよく言われ,足の幅が広くて甲の部分が肉厚なことで靴が合わず悩む方が多いようです。
日本の靴のサイズはJIS(日本工業規格)に基づいており,
靴の足の幅を示す記号は以下のようにA(細い)~G(広い)まであるそうです。

  ←細い  A,B,C,D,E,2E,3E,4E,F,G  広い→


極端なサイズはあまり見かけませんが,幅広・甲高な方用をうたった靴では,2E,3Eなどがよくありますね。

私は何を隠そう,幼少時から年季の入ったかなりの幅広・甲高。
足の長さで靴を選ぶと幅が合わないため,大きめサイズにしたり,幅のサイズ表記を参考に選ぶなどしてきました。
それでもなかなかぴったりくる靴には出会えず,少々足がはみ出ても問題ないデザインのサンダルに逃げたことも…。

今回,新しいフォーマルシューズを購入するにあたり,店頭で試し履きして選んだのは「3E」。
やはり3Eともなると幅は十分にワイドで,私の分厚く幅広な足にもフィットしてくれるかに見えました。
ただ,かっちりした形を崩さないために伸びる素材ではないこともあり,ずっと履いていると痛くなってしまい…。
なんとか乗り切りましたが,まだまだ靴選びの道は険しそうです。


調べてみると,驚いたことに,日本人は「幅広・甲高」が多いとも言い切れないようです。

あなたの足は本当に幅広・甲高?知っておきたい自分の足の特徴と、靴選びのコツ
(株式会社AKAISHI HPより)
によると,

「アシックスさんの調査により、
 日本人の足は欧米人に比べて幅広ではあるものの、甲の高さは欧米人より低いということがわかっています。
 つまり、日本人の足は「幅広・甲薄」ということになります。 」

とのこと。
幅広ではあっても,実は甲が薄い方が多いのですね!
確かに,デザイン的にお洒落な,甲が薄めの靴を履いている方をよく見かける気がします。

こちらのサイトでは甲を含めた足のサイズの測り方も紹介してくれており,
測ってみたところ,思ったより極端ではありませんでしたが,私は本当に幅広・甲高でした。

しかしやはり大切なのは,実際に履いてみることだそうです。
メーカーや靴のデザインによっては表記サイズだけではわからない違いもあるので,
いくら自分で計測しても,表記だけを参考に購入すると失敗することも多いかと。

足に合う靴探しはこれからも続きそうです。

(す)
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