先日、
「眼鏡の処方箋」というものを出してもらいました。
皆さんご存じのとおり、眼鏡は処方箋がなくてもお店で作ることができます。
多くの方が眼鏡屋さんで視力測定をして作られているのではないかと思いますが,
眼鏡の処方箋は,眼科で発行されるれっきとした処方箋で
検査や診察を経て自分に合ったレンズの度などが処方されます。
この処方箋を持って自分の好きなお店に行き,眼鏡を購入することができます。
結構時間がかかるので面倒といえば面倒なのですが
処方箋を出してもらうことのメリットとしては,
眼科医による検査や診察があるので
眼の疾患の有無を診てもらえて安心というところでしょうか。
眼鏡に処方箋があることは意外と知られていないようですが
急な視力の低下や疲れ眼の原因には,なんらかの疾患が潜んでいる可能性もあるので
特に初めて眼鏡を作るお子さんや,初めて老眼鏡を作る大人などは眼鏡を作る前に
一度眼科を受診するほうが良いようです。
私も手元の文字がどうにも見えにくいお年頃になってきたので,
念のため眼科を受診したところ,中近両用眼鏡を処方してもらうことに。
眼底検査や眼圧検査、診察のあとは視能訓練士の方による視力測定や
装用テストなどがあり,どういった眼鏡が良いかを
細かく相談しながら決めることができましたので安心感があるなと思いました。
ちなみに
眼鏡の処方箋にも有効期限があり,一般的には30日以内だそうです。
早く眼鏡を買いに行かなくては…。
普段からコンタクトレンズを使っている人ならともかく,眼鏡派の人などは
眼科に行く機会があまりないのではないかと思いますが
緑内障や白内障、加齢黄斑変性など,加齢に伴って発症する眼の疾患は多く
(緑内障は40歳以上で20人に1人、60歳以上では10人に1人が罹っているといわれています)
自分ではなかなか気付けないことが問題となっています。
早期発見のために1年に1回は眼科健診を受けることが勧められていますので
私もこれを機に,眼の健診を定期的に受けていこうと思っています。
(https://www.gankaikai.or.jp/info/detail/kensindaiji.html)
(あ)