医薬情報研究所社員によるコラム&ブログ

先週は真夏のように暑い日があったかと思えば，火曜日には一気に気温が下がったりと，
また体調管理が難しい日が続いています。

そんな影響もあってか，先週から長男の咳が止まらず，ひとまずはドラッグストアで
咳止めの薬を買って飲んでもらっています。

浅田飴子供せきどめドロップG（ぶどう）　添付文書はこちら


ドラッグストアで薬を購入する際，

「この薬を購入するのはいくつめですか？」

といった内容のことを確認されました。
その時は「なんでだろう？」と思いましたが，今問題になっている「咳止め薬の濫用」の
影響なのだと，後になって気づきました。

厚労省でも

　濫用等のおそれのある医薬品について

として注意を促しており，今回の薬では「メチルエフェドリン」が
含有されているために購入数が確認されたと思われます。

以下，濫用等のおそれのある医薬品についてより抜粋

濫用等のおそれのある医薬品
　次の各号に掲げるもの、その水和物及びそれらの塩類を有効成分として含有する製剤
　　エフェドリン
　　コデイン
　　ジヒドロコデイン
　　ブロムワレリル尿素
　　プソイドエフェドリン
　　メチルエフェドリン

ドラッグストアで手軽に買える薬でも，濫用等について注意しなければ
ならない成分が含まれている可能性があることを再認識し，改めて購入の
際には気をつけようと思いました。

（と）