12月10日に,弊社刊行物
『新薬と臨牀』の最新号が発行されました。
連載企画
「指定難病最前線」では“
下垂体性成長ホルモン分泌亢進症:先端巨大症”について,
弘前大学医学部附属病院 内分泌内科の蔭山和則先生にご執筆いただいています。
先端巨大症は,額や鼻,顎が大きくなるため特徴的な顔つきになるほか,
手や足といった体の先端が肥大化する疾患です。
欧米の調査によると,この疾患の患者さんは10万人当たり4~24人にみられるそうですが,
最近の報告によると患者数は,より多い可能性があるとのことです。
また10月号より3回にわたり連載してきました
「解剖学者 小金井良精と師ワルダイエルの往復書簡─「小金井良精資料」より─」(青柳正俊先生著)が最終回を迎えました。
最終回は,ベルリン大学百年祭での小金井とワルダイエルの再会から
ワルダイエルが亡くなる直前までのやり取りが記されています。
投稿論文では,皮膚科領域や消化器内科領域の論文や,
慢性心不全・高血圧症治療薬サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物(エンレストⓇ錠)の市販直後調査など,
多数掲載しております。
論文は,弊社ホームページからご覧いただくことができますので,
ご興味のある方は一度アクセスしてみてください
(
https://www.iyaku.info/magazine/?id=1670478705-629747&sf=1&ca3=71&ca4=12)。
『新薬と臨牀』は来年,
創刊72年を迎えます。
次回,第72巻1号の発行は1月10日の予定です。
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