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最近の納豆事情

2022年11月1日

今年も残すところ,あと2カ月となりました。
4月に子どもが進学して約半年になります。生活スタイルが昨年までとは変わり,
休日にスーパーマーケットに行く機会が増えました。

これまでは買い物に行くのも,運転手兼子どもの面倒を見るというのが主な役目でしたが,
最近は店内をゆっくり見る余裕が出てきました。
実家暮らしの頃にキッチンに置いてあったものや新商品などを見て,楽しみながら店内を散策しています。
そんな中,先日納豆コーナーの前で目が留まりました。

これまで納豆と言えば,ひきわり,中粒,大粒といった粒の大きさだったり,
原料の大豆が国産か外国産かといった種類分けしかないと思っていましたが,
納豆の陳列棚には,山わさび,しそ海苔,バター醤油やにんにく醤油などなど,
多くの風味(タレ)の納豆が所狭しと並んでいました。
今更!?と思う方も多いと思いますが,個人的には驚きです。

大豆は「畑の肉」との異名を持つほどなのでタンパク質が豊富なのはもちろんのこと,
納豆特有の栄養成分で血圧低下や血行促進の作用がある“ナットウキナーゼ”,
リン脂質の一種で血中コレステロールを下げる作用があるために動脈硬化の予防が期待される“レシチン”,
さらには脂肪の燃焼を促すアディポネクチンの分泌を促進させる“サポニン”などが含まれており,
健康診断で指摘されそうな項目をサポートしてくれます。

そのほかにも,体にとって大切な栄養素が多く含まれている納豆。
小さい頃からよく耳にしていた“納豆は体に良い”という言葉の意味を40歳代になり,
健康診断の結果と照らし合わせて再認識することができました。

多くの風味が登場したことで納豆を食べる楽しみが増えました。
納豆が苦手という方も,ご自分の好みの風味で挑戦してみるのはいかがでしょうか。

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