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続・季節の香り

2022年10月4日

2010年,日本フレグランス協会が10月1日を「香水の日」に制定しました。
衣替えするように香りを着替えてほしいという思いから,ファッションの秋にちなんで名付けたそうです。

以前の記事でも香水について取り上げましたが,
ついに好きが高じてオリジナル香水を作りに行きました!
(隠れている部分には筆者の名前が入っています)

作りに行ったのはMagnolia Fragranceというお店です。
こちらでは約100種類の香料の中から自分の好きな香りを組み合わせ,
世界にひとつだけの香水を作る調香体験が可能。
香水はトップノート,ミドルノート,ラストノートと香る順番がありますが
最後にちぐはぐな香りにならないよう,配合のアドバイスを貰えるので安心感があります。

あまり深く考えすぎるとわからなくなってしまい,また鼻がバカになるので
リセットするためにコーヒー豆が置いてあるのも面白かったです。
私も直感のままに選んだ結果,ジャスミンを基調にサンダルウッド(白檀)や
カスミソウ,オリエンタルスパイスを含んだ涼し気な香りになりました。

中には「チョコレートガナッシュ」「タバコリーフ」なんて香りもあって,
今の季節や冬頃に作りに行ったらそういった重めの香りを選んだかもしれません。

食べ物をテーマにした香水といえば,
和の香りをコンセプトにしたブランド「J-Scent」では
アニバーサリー限定であんみつの香りの香水を販売していました。
興味を持った人も多かったのか,通販サイトでは完売していますが
2023年2月に再販予定とのこと。

「J-Scent」の香水は面白いものが多く,
各種取り揃えてある蔦屋書店に行くといつも色々嗅ぎまわってしまいます。
特に「黒革」は本当にレザーの香りがして,かっこいいのに癒される不思議な香りです。
また,変わり種として有名なのが「力士」です。
びんつけ油を模して作られた香りとのこと。その発想に脱帽です。
実際に嗅いでみると,パウダリーな香りで
おばあちゃんが使っていたような,懐かしい香りがします。

コロナ禍でマスクをしていると,なかなか香水を楽しむ機会も減ってしまいますが
自分のためだけに香水をつけるのも贅沢でいいなと感じます。

(い)
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