3/4(金)に令和4年度の診療報酬改定が告示されました。
現在のコロナ禍が始まる前から，インターネットを活用した説明は
随分と増えている印象で，今回も策定の本丸厚生労働省がYouTubeや
資料のリンクを公開し，もはや定番になった感があります。
令和4年度診療報酬改定内容説明 - YouTube
各説明資料はこちら
先日のブログでも，薬剤に関するいくつかの短冊が挙げられていまし
たが，概ね了承されました（湿布薬の上限枚数は
63枚になりました）。
薬価全体ではマイナス1.35%，
実勢価等の改定でマイナス1.44％でしたが，今回不妊治療の保険
適用等でプラス0.09％を盛り込んでいます。
診療報酬では，コロナ対策，看護の処遇改善のための特例的な
対応でプラス0.2％を含み，全体プラス0.43％となっています。
薬剤では，昨今問題となっている医薬品の供給停止問題で，時限
措置として取られていた施設基準の算定での「後発品の置換え率
計算から除外する」対応が，新年度でも継続されるようです。
処方しても医薬品がない，といったことになれば，新しいリフィ
ル処方箋への影響も考えられ，改善を期待したいですね。
（わ）
