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目指せクレオパトラ

2021年8月17日

数年前からモロヘイヤスープにはまっています。
インド西部からアフリカ北部が原産地といわれるモロヘイヤは、
日本だと真夏のこの時期しか出回りませんので,スーパーで見かけたときには必ず購入し,
せっせとスープにして最近では3日に1回のペースで食しております。

注目すべきはその栄養価。
さすが暑い地域で育つ野菜だけのことはあり,モロヘイヤは他の野菜とは比較にならないほど
栄養豊富な食品と言われています。
その歴史は古く,「クレオパトラが愛した」とか「王様の野菜」といったキャッチフレーズがつくほど。

特にβカロテンは100g中10,000μgと抜群に多く,にんじんやほうれん草の含有量を凌いで
野菜の中でもトップクラスだといわれています。
また鉄,マグネシウム,亜鉛などのミネラルや,ビタミン類,食物繊維も豊富に含まれ
カルシウムにいたっては牛乳に匹敵する量が含まれているとか。これを摂取しない手はありません。

おひたしや炒めものにしてもいいのですが,スープにすると美味しく沢山いただけるのでお勧めですよ。

【作り方 2人前】

①モロヘイヤ1束(100g程度)を葉だけ摘んで細かいみじん切りに(ネバネバになります)
②にんにく1~2片もみじん切りに
③出汁をとっておく(和・洋・中なんでもOK,600ml程度)
④鍋に油を入れ、クミンシード小さじ1と②のにんにくを炒める
④香りが立ったら①を入れて軽く炒め、③の出汁を入れる
⑤塩で味を調える

★モロヘイヤ自体にクセがないので,出汁の方向性によって洋風にしたり中華風にしたりすることが可能です。
 また,炒め油をオリーブオイルにするかゴマ油にするかでも変わってくるので色々楽しめるかと思います。

季節に合わせて旬の食材を食べるって贅沢なことだな~と自粛生活が長引くにつれ思うようになりました。
早く気兼ねせずに外食したいものですが…。

(あ)
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