先月,
「医療マンガ大賞 2020」の受賞作品の発表がありました。
超高齢社会において,
市民(患者)・医療従事者・行政が医療に関する共通意識を持ち,
より良い医療を受けられるようにするため
横浜市が創設し,今回は2度目となります。
医療現場では同じ出来事でも,患者と医療従事者では受け取り方や感じ方が
異なることが少なくありません。
そうした医療に対する視点の違いや想いを,マンガで可視化しています。
それぞれの部門のテーマを元に,視点を分けて原案エピソードが用意され,
このエピソードをマンガで表現します。
今回の応募総数は78作品,その中から大賞1作品・入賞8作品・特別賞13作品が選ばれました。
審査員にはマンガ家の先生もおられます。
大賞には,
人生の最終段階-A をテーマにした,
患者視点から戸惑いや葛藤,家族への想いを優しいタッチで描いた
ちえむさんの作品が選出されました。