知っていましたか?
『トウモロコシのひげの本数=粒の数』
幹のてっぺんに出てくるのが雄穂で,
実の先端にあるひげは雌穂の絹糸。
この絹糸が一粒一粒とつながっているのです。
雄穂からでる花粉をひげがまんべんなく受粉することで
その先につながっている粒が大きくなります。
うまく受粉できないと歯抜けなとうもろこしになってしまう。
ひげ部分にはカリウム,アラントイン,フラボノイド,
フラボン,フィトステロールなどが含まれています。
アンチエイジング,むくみや便秘の解消に効果あり。
捨ててしまうのはもったいないですね。
トウモロコシは1本につき1実の収穫が基本で,
残りを摘果したものがヤングコーン。
当たり前ですが,この時代にもちゃんとひげはあり,
とてもサラサラできれいな黄緑色です。
余談。
雄穂を多く残しておくと,その雄穂につられて
アワノメイガという蛾の幼虫の発生確率がUP↑
収穫して皮をむいた時にご対面させられるだけでなく
実を食われてしまうというさんざんな目にあいます。
興味のある方は画像検索してみてください,
気持ち悪いです。
(り)