私はこれまで風邪をあまりひかず,インフルエンザにも
罹ったことがなく,あまりマスクをすることのない人生を
歩んできました。
しかしこの4カ月,外出時のマスクは欠かせないものと
なりました。そして暑い夏を迎えてもその着用を継続
することになりそうです。
すでに何度か真夏日がありましたが,梅雨が明ければ
猛暑日もあるでしょう。そこで,暑い日にマスクを着用
することによる
熱中症への注意が必要になります。
ヘルスメーターをはじめ,熱中症指数系などの製造をてがける
株式会社タニタが熱中症に関する調査を行っています。
「熱中症に関する意識・実態調査2020(速報)」
調査方法は,インターネットによる全国の15歳から69歳までの男女
有効回答数1,000人。
(6月24日現在。タニタ調べ)
主な質問項目は以下となっています。
○新型コロナウイルス感染予防対策下の熱中症意識
○マスクをつける生活の中での熱中症意識
○外出が減る中,自宅での熱中症対策
○実施する熱中症対策
これからの暑い時期のマスク着用は,熱中症のリスクが
高まる傾向にあります。そのため,
適宜マスクを外すことが
熱中症予防のポイントの1つになっていますが,本調査では,
半数近い人が「
熱中症予防に適宜マスクを外すこと」を
「知らない」と回答しています。
厚生労働省も「適宜マスクを外すこと」をポイントに
挙げています。
<「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント>
最後に,専門家に聞く「熱中症予防のポイント2020」では,
熱中症対策として,「
やや暑い環境」で「
ややきつい」と
感じる強度で30分程度の運動を継続することで,からだを慣らす
暑熱順化がリスクを下げるとのことです。
とはいえ,これで熱中症になってしまっては元も子も
ありませんので,実践する場合は無理のない範囲で。
なお,今回の調査は速報で,調査レポートの全編は2020年7月中旬の
公開を予定しているそうです。
ここ最近の運動不足を考えると,私には暑熱順化は
必須と思われるので,連日の猛暑が来る前に,早速今日から
「やや暑い環境」で「ややきつい」ヤツを始めたいと思います。
(お)