ご近所さんにいただき「ビーツ」を初めて食べました。
ビーツというと「ボルシチ」を思い浮かべましたが,
そんないろいろ材料がなかったので,
ちょっとしたスープにビーツを入れてみました。
ほんの少し入れただけなのに,きれいな赤。
この赤色はポリフェノールの一種で赤紫色の「ベタシアニン」と
黄色の「ベタキサンチン」。
これらは「ベタライン色素」と呼ばれ,高い抗酸化作用があります。
他にもナトリウム,マグネシウム,リン,カリウム,
カルシウムや鉄など体内では生成できないミネラル成分が豊富。
さらにナイアシンなどのビタミンB類や食物繊維までも含有。
とにかく栄養成分が豊富なので”飲む輸血”や”奇跡の野菜”
と言われ注目されてるスーパーフード。
ビーツを摂取することで体内で産生される一酸化窒素の働きで,
血行を改善し血栓の発生を防ぎ,動脈硬化を予防する効果も期待。
また,血行改善により持久力や疲労回復にも効果が発揮されるので
お疲れ気味の人にはもってこいの野菜。
ちなみに,見た目は赤いカブのようですが,
ビーツはヒユ科でホウレンソウの仲間。
茎や葉も同じような栄養素が含まれているので,
余すことなく丸ごと食べられます。
(り)