医情研通信 Column & Blog

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眼鏡を買いに

2019年6月27日

早いもので,6月も残すところあと3日。
月日が経つのが年々早く感じられます。

社会人になって6年。
私は強度近視なのですが,ここ3年ほどは
勤務中ずっとコンタクトを愛用してきました。
しかし,年々目の疲れに悩まされるようになり
遂に眼鏡に切り替えることに。

近視の方はおわかりかと思いますが,分厚いレンズは見た目が悪く
(目がシジミのようになり)
どんな眼鏡も度が入れば牛乳瓶の底と化し,テンションだだ下がり…

このパターンを脱したい!と
強度近視向けの眼鏡を探し続け,下北沢のとある眼鏡屋さんへ。
強度近視では,顔幅よりもちいさな,小ぶりのフレームを選ぶことで
分厚いレンズが入っても輪郭との間に溝をつくらず
「瓶底っぽさ」が軽減されます。

仕上がりの度数については,以前に作った眼鏡があったので
この度数でお願いすればいいや~と気軽に考えていました。
が,せっかくだからと視力測定したところ,思わぬ事実が発覚。

「目に癖がありますね。外斜位というやつですね」

外斜位??はて,聞きなれないフレーズです。

斜位とは,
「斜視とは違い,神経を集中することで
両眼の視線を目標に合わせている状態です。
したがって,通常状態で視線のずれはなく,両眼視が可能ですが,
片方の眼を隠して両眼の関係を断ち切った時に,隠した方の眼が斜視のように外れます。
斜視と同様に,目のずれる方向によって内斜位,外斜位・上下斜位があります。」
(高田眼鏡店 HPより)

眼鏡屋さんによると,私の目は本来,外に向かっている状態が楽ちんなタイプなのだそうです。
それを目の筋力により,正しい位置でものが見えるようにがんばっている状態。
よって,特に近くでものを見るときには目が疲れやすく
奥行きがわかりにくい。3Dの映画や球技が苦手。
…といったことが起こりうるそうです(身に覚えアリ)。

病気ではないですし,これまで眼科健診で
指摘されたことはありませんでした。
(少なからず誰にでも,斜位の傾向はあるようです)

私の場合は強度近視も相まって,疲れ目がひどかったので
プリズムレンズ(光の屈折で映像の位置を調整し,
正視でとらえることを補助してくれるレンズ)に変えてもらいました。

結果的に高くつきましたが,健康にはかえられません。
何より,コンタクト時代と比べて
格段に目,肩,首が疲れにくくなりました。

これからは眼鏡が日々のパートナーです。
目も眼鏡も大事にしよう!と決意を新たにしたのでした。

(い)
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