巷では「
平成最後の○○」ブームが終わり,「
令和最初の○○」
ブームが継続中です。既に食傷気味ではありますが,
まだしばらく見聞きする機会は多そうです。
改元にあたり,行政文書の表記について一部で元号か西暦かに
ついての報道もありましたが,厚生労働省では概ねこれまで使用
していた様式で運用されるようです。
5月21日に官報告示された
新医薬品に関する厚生労働省保険局
医療課長通知も,これまでの表記を踏襲。「令和元年5月21日」付
「
使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について」
(保医発0521第4号)が発出され,通知内の各適用日に関しても
元号で表記されています。
医科点数表の医薬品がわかる 診療報酬×薬剤リスト 平成31年版
4月に最新版として発刊された本書では,
新医薬品の収載
のタイミングで,診療報酬点数表の薬剤関連項目の掲載情報に出た
事務連絡,留意事項等もまとめ
追補情報の提供を行っています。
前述の新医薬品の収載がありましたので,平成31年4月26日に
発出された「
療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき
厚生労働大臣が定める掲示事項等の一部改正等について」
(保医発0426第3号)の情報も盛り込み,販売元
のじほう,
社会保険研究所のサイトに近日公開されます。
通知等の発出日の元号表記は,これまでは
平成31年4月26日 ⇒
平31.4.26
と略していましたが,令和は
令和元年5月21日 ⇒
令1.5.21
となります。
見慣れない表記となりますがよろしくお願いします。
今回が診療報酬×薬剤リストの「
令和最初の追補」です。
(お)