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SNSを頼ってみる

2019年3月19日

有名人の薬物使用による逮捕のニュースが世間を騒がせています。
件の人物が使用したとされるコカインは,
身体依存より精神的な依存性の高い薬物と言われています。
依存症というと,何を思い浮かべますか?
私の場合は薬物依存症,ギャンブル依存症,
買い物依存症などをイメージします。
依存症にも物質依存(アルコール,たばこ等)と
プロセス依存(ギャンブル,SNS等)があります。

特定非営利活動法人「アスク」
依存症とは「何かの習慣的な行動が,
自分の生活や人生にダメージを与えているのに,
意志の力ではそれがやめられない状態のこと」
であると定義しています。

依存症まではいかずとも「わかっちゃいるけどやめられない」
感覚は私も経験がありますが,怖いのは依存行為そのものでなく
そのときの虚ろな気分であることが大半です。
前述の定義にあるような「人生や生活に与えるダメージ」が
深刻になる前に,虚ろな気持ちを吐き出せたら
少し楽になるかもしれません。

たとえばWEB・LINEを通してチャットで悩み相談ができる
「よりそいチャット」というサービスがあります。
いきすぎると依存症にも繋がるSNSですが,
災害時の情報交換・緊急連絡に代表されるように
人とつながることができるという長所があります。
自宅に固定電話がなくても相談できますね。
また,よく見知っている相手だとかえって相談できないことも
見ず知らずの人だから素直に打ち明けられる部分もあるかもしれません。

3月は自殺対策強化月間であることから,
よりそいチャットは毎日相談を受け付けているそうです。
どうしようもないとき,頼ってみるのも一つの方法だなと感じます。

(い)
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