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自治体からのバースデーカード!?

2018年12月4日

もうすぐ息子が9歳の誕生日を迎えます。
よく聞く台詞ですが,子供の成長は本当に“アッという間”という感じです。

誕生日といえば,やはり子どもの楽しみはプレゼントですね。
クリスマスも近いというのに,欲しいものがたくさんあるようで,
(親孝行な!?)息子は,金額なども考慮しながら,
誕生日プレゼントは□×,クリスマスプレゼントは○△,と決めているようです。

そんな誕生日を前にした息子に,自治体より一通の郵便物が届きました。
「9歳」「自治体」「郵便」で,すでにピンときた方もいるのではないでしょうか。
日本脳炎ワクチン予防接種の予診票”です。

日本脳炎ワクチンの標準的な接種スケジュールは,大きく2期に分けられます。
1期目の接種は3~4歳に6~28日の間隔をおいて2回,その1年後に追加接種を1回行います。
今回わが家に届いた予診票は,9~10歳の間に受ける2期目のものとなります。
2期目のワクチン接種は1回のみです。
つまり,日本脳炎ワクチンは,1期目で3回,2期目で1回の合計4回を接種するんですね。

日本脳炎ウイルスは,ヒト→ヒトに感染することはなく,
感染経路は,日本脳炎ウイルスを持つブタなどの動物から,その動物を刺した蚊へ,
そして,その蚊に刺されることによりヒトの体内にウイルスが侵入します。

日本脳炎はウイルスに感染しても症状が現れない場合がほとんどですが,
発症した場合の主な症状としては,数日間の高熱,頭痛,嘔吐などが現れ,
意識障害,けいれんなどの脳障害を生じ,発症してしまった場合の死亡率は20~40%に至ります。
ただし,ワクチンを接種することで罹患リスクを75~95%減らすことができるそうです(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou20/japanese_encephalitis.html)。

子どもが小さい時は,あれやこれやと,いろいろなことに気をかけていましたが,
9~10歳くらいになると,だいぶ自分のことは自分でできるようになり,
良くも悪くも,小学校低学年男子特有の活発さがみられることで,ついつい気を緩めてしまい,
私の性格上,ワクチンの接種に行くのを先延ばしにしてしまったり,
そのままうっかり忘れてしまったり,なんてこともありそうです。

今回ブログを書くにあたって,日本脳炎ウイルス感染の怖さを再認識できたので,
今月中にも病院に予約を入れて,ワクチンを接種させたいと思います。

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