どうでもいい話ですが,
以前のブログで肩こりの話題があった時,
「肩こりにはコレ!と書きたいなぁ」と思いつつ,
オプジーボの話題を優先させたことがありました。
(ほんとにどうでもいい…)
そして最近,ブログに「カーフレイズ」なんて言葉を発見。
以前の書きたい気持ちがムキムキ…いやむくむくと湧き上がって
きましたので,医情研ブログ 筋トレシリーズ(?),
早速始めましょう。
肩こりにはコレ!
その運動とは…
ショルダーシュラッグ(shoulder shrug)です。
shrugという単語の通り,肩をすくめる動作です。
動かす意味では,そのまま(腕の重さ)でもいいのですが,
トレーニングとすれば,バーベルやダンベル,
家であれば水を入れたペットボトルなどを両手に持って重り
(負荷)とします。
主動筋は僧帽筋という非常に大きい筋で,首を起こしたり肩甲骨を吊ったりし,
肩周り全体の動きに大きく関与します。。
(ちなみに「僧帽」とは,日本のお坊さんではなく
カトリック系の修道士のかぶるフードの形からきています)
動作は単純。そのまま,または重りを持った状態で肩を
上げ下げします。
shrugという言葉のように,単純な上げ下げよりは
特に上げるときに“すくめる”と効果的です。
肩こりの種類や原因は様々かつ諸説がありますが,
ひとつは筋血流の低下によりおこるといわれています。
その場合,shrugをすることで血流の増大が見込まれ,
肩こり解消に大きな効果をもたらします。
個人的な体験で恐縮ですが,shrug大好き人間?で,肩こり知らず
の私が,諸般の事情で5年ほどshrugをさぼっていた間は
かなり深刻な肩こりに悩まされましたが,
再開後は再び肩こり知らずです。
…まぁ,ずいぶん乱暴な評価ですが,動き自体は単純ですし,
だまされたと思って始めてみてください。
あ,ただし肩の構造は複雑なので,血流の低下といった仕組み以外に,
部位によっても痛みの原因はかなり異なります。
shrugでは,例えば四十肩,五十肩といった痛みの改善につながらない
ばかりでなく,かえって痛めてしまうことが多いのでご注意を。
(“痛み”がある場合には医師に相談しましょう)
また,shrugも運動なので最初はかえって「こる」こともあるかも
しれませんが,じきに慣れます。
肩を上げ下げする以外,大きく前後に回すように動かすと
また効果的なのですが,そのバリエーションなどは別の機会に…
(わ)