2週間前ぐらいに,念願の野菜スライサーを購入しました。
わが家にやってきたのは、プロの料理人も使っている(らしい…),武骨でいかにも切れそうな一品です。
これまで家にあったスライサーは切れ味がイマイチだったため使わなくなって久しく,
とはいえ全て包丁で切っていては骨が折れるということで最新機種(?)の購入にいたったわけですが,
これがなかなかの優れものでした!
用途に合わせてスライスと千切りが可能で,厚さや太さを変えることもできますし
よく切れるので力もほとんど要りません。ものすごい早さで美しい千切りが誕生するので,
初回は面白くなって実演販売のように人参を切り続けてしまい,後で消費するのが大変でした。
料理は道具で決まる!とは聞いていましたが,これはかなり重宝しそうです。
と、ここまではよかったのですが…
週末、家の人が「すだちうどん」を作ろうと,このお気に入りアイテムを使っていたら
…やってしまいました,指先スライス。
よっぽどでないと包丁ではこうはならないだろうなという深さでザックリ切っており,
病院に行くべきか悩む程度に重傷のようです。
器具には安全のためにホルダーが付いていて,野菜が少し小さくなってきたら使用するよう
きちんと注意書きがあったのですが,すだちは球体のためホルダーを使用しにくく
またスッスッと調子よく切れてしまうので,ついリズムに乗ってしまった…ということでした。
こうしたスライサーによる事故は,思いのほか多いようです。
身近でも指を切ったことがあるとの声が続々と…。
安全ホルダーを早めに使っていれば,こうした事故は防げるのでしょうが
一見,刃が表に出ていないため不注意につながりやすいようです。
また,皮膚が削がれるような深い傷を負うことが多いそうですので
(国民生活センターでも注意喚起がされていました)
スライサーをお使いの際はぜひ“早め”に安全ホルダーを使うことを
心がけていただきたいと思います。
とはいえ,スライサーって本当に便利ですね。
一回使ったらもう包丁で千切りなんて考えたくもありませんので,
私も細心の注意を払いながら使っていきたいと思います。
しばらくは炊事のお鉢が回ってきそうなので,きんぴらごぼうでも作りますか…。
(あ)