(↑こちらは参考画像ですが,出身が関東なのでこんなお雑煮を食べました)
季節外れの食べ物って,どうしてこうもおいしいのか。
冬バージョンだと,こたつでアイスを食べるのが好きな方も多いですよね。
調べてみると,コンビニのおでんも,真夏によく売れるようです。
夏に入ってしばらくすると,冷たいものに飽きて温かい食べ物を食べたいと思う人が増えるのだとか。
また,夏でも比較的涼しい日があると,体を温めるためにおでんが人気になるとのこと。
冷房で冷えた体を温めようとする女性たちからの支持も根強いそうです。
たしかに,夏でも意外と,体って冷えるものです。
特に夜は,結構肌寒い日もあり,ついついタオルケットをかけずに寝ると,お腹を壊してしまうことも…。
そんなことが重なると,無意識のうちに体の冷えを改善してくれるような食べ物を選ぶのかもしれませんね。
沢井製薬が運営する健康情報サイト,「
サワイ健康推進課」によると,
「冷え症というと寒い冬をイメージしますが,実は夏の冷え症で体調を崩す人が多く油断は大敵です」とのこと。
冷房が完備された現代生活で,冷たい食べ物や飲み物を摂取することが原因となるそうです。
夏の冷え症の特徴は内臓の冷えで,胃腸炎や膀胱炎のもとにもなり,
さらに自律神経の働きも乱れて,倦怠感や不眠,食欲不振を引き起こしてしまいます。
上記のサイトでは,体を冷やす「
陰性食品」を避け,
体を温める「
陽性食品」を多く食生活に取り入れるよう勧めています。
「
陽性食品」は,
りんご,さくらんぼ,ごぼう,にんじん,れんこん,ショウガ,黒砂糖,玄米,そば,漬物,
チーズ,海藻類,タラコ,ちりめんじゃこ,鮭,カニ,卵,赤身の肉や魚,黒豆など。
「
陰性食品」は,
バナナ,みかん,すいか,レタス,白菜,きゅうり,白砂糖,バター,マヨネーズ,白米,
うどん,牛乳,豆乳,化学調味料,緑茶,コーヒー,コーラなどの清涼飲料水など。
季節にかかわらずおいしい白米やうどんまで体を冷やす食品なのがショックですが,
陰性食品でも生食を避けて加熱したり,体を温めるみそやしょうゆなどの調味料で料理することで,
陽性食品に近づけることができるとのこと!
夏でもおいしく,体を冷やさない食生活を目指したいですね。
(す)