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たまご

2018年3月27日

4月1日といえば,
真っ先に思い浮かぶのは エイプリルフールですが,
イースター も今年は4月1日なんだそうです。

イースターは,イエス・キリストの復活を記念する
キリスト教の祝日(復活祭ともいわれてますね)で,
春分後の初めの満月の次に訪れる日曜とされるため,
その年によって日付が変わります。

今回は,イースターにちなみ,
たまごにまつわるエトセトラをいくつか並べてみました。
■「卵」と「玉子」の違いって?
→卵は調理前の生まれたままの姿のものを,
玉子は調理済みのものを指します。
  例)「卵かけごはん」「玉子焼き」
 生物学的には「卵」と書くのが正解。

■たまごは1日何個まで食べていい?コレステロールは大丈夫?
→高コレステロールの元凶のようにみられていた たまご ですが,
健康な人が1日2~3個食べてもコレステロール値が上がることはないようですよ。
卵黄に含まれるレシチンに善玉コレステロールを増やす働きがあったり,
コレステロールを下げるオレイン酸が豊富であったり・・・体内でうまく調整されるので
摂取した分がそのままコレステロール値に反映されるわけではないのです。
とはいえ,食べ過ぎはNGでしょうけど。日卵協では,1日2個を推奨していますね。

■たまご×納豆 の食べ合わせはホントに悪いのか?
→嗚呼,最高に美味しいのに・・・。

たまごが,納豆の栄養素の吸収を邪魔するので,
一緒に食べるのは好ましくないとか,聞いたことはありませんか?
これは,卵白に含まれる蛋白質アビジンが,
納豆に含まれるビタミンビオチン(皮膚を正常に保つ,髪を元気にするetc)
の吸収を阻害することを指してるようですね。ビオチンまで,摂ってやる!なら,
 ①卵黄のみにする,
 ②アビジンは熱を加えるとビオチンと結合しなくなるので,加熱して
  温泉たまごの状態にする ― ってとこでしょうか。
ビオチンは他で補うとして,気にせず美味しくいただきたいですね。

■たまごの殻のラクな剥き方は?
→ゆでたまごの殻むきに結構苦戦しませんか?
推奨されているラクに剥ける方法(茹でる前に,殻に穴をあけるとか)をいくつか試してみましたが,
うーん百発百中じゃない・・・。
ただ,新鮮なたまごより,少し日にちが経ったたまごの方が剥きやすいのは確かですね。
産み立てのたまごの白身には二酸化炭素が多く含まれ,白身を殻に押しつけるため
殻が剥きにくくなるんだとか。二酸化炭素が抜けてくる5日以上経ったものがいいそうですよ。

蛇足ですが・・・
・最近ハマッているのが,ゆでたまごだけど黄身はトロッとしている半熟たまご
ラーメンにトッピングされてる,煮たまごみたいなやつです。
百均で売ってるエッグタイマー(温度の上昇で色が変わります)を使えば簡単にできますよ。
(↓softとmediumの間のお花あたりが隠れてきたあたりで,火から下ろします)
・アローカナという鶏が産む 青いたまご が,今とても気になっています。
珍しいだけじゃなく,一般的なたまごよりも栄養価が高いそうで。
 取り寄せもできますが,このたまごを食べられる飲食店もあるようなので,
近いうちに一度足を運んでみるつもりです。

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