医情研通信 Column & Blog

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身近に感じる薬でも

2017年7月11日

だんだんと蒸し暑い日が増えてきました。
弊社では,目下8月(9月)版書籍の準備が進行中です。
先発,後発の分類や薬価関連,また添付文書情報などを整理し,
正確な情報をお届けできるよう,作業を進めております。


添付文書情報といえば先日,ロキソプロフェンナトリウム
外皮用剤で使用上の注意改訂指示が出され,『重大な副作用』の項に
「ショック,アナフィラキシー」が追記されるようになりました。

医療用医薬品でロキソプロフェンナトリウムの外皮用剤には
 ・パップ
 ・テープ
 ・ゲル
 ・スプレー

があり,これらは今まで重大な副作用の記載がありませんでしたので
今回新設となりますね。

去年の3月にロキソプロフェンナトリウムの内服薬で重大な副作用が追記
された際ニュースになりましたが,外皮用剤も使っている方が多い薬かも
しれません。
私も肩やら腰やら痛いときに処方してもらいますし,OTC(要指導医薬品)
として薬局で購入できるものもありますから比較的身近な薬と感じてしまう
ところですが,やはり医薬品である以上,安易に考えず適切に使用し,とき
には副作用が起こることもあるのだということを意識しておく必要があると
改めて感じた次第です。

(ま)
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