私が飲んでいるのは上記の「Newヤクルト カロリーハーフ」で,
「乳酸菌 シロタ株」(=ラクトバチルス カゼイ シロタ株)が1本に
200億個入った,
「Newヤクルト」のカロリーカット版です。
調べてみると,「Newヤクルト」「Newヤクルト カロリーハーフ」が発売された2013年以前は,
ヤクルト1本に乳酸菌 シロタ株が
150億個だったようです。
(
ヤクルト80周年記念サイトより)
いつの間にか,私が子供の頃飲んでいたヤクルトよりも進化していたんですね!
現在はさらに,乳酸菌数が
400億個にもなる宅配専用の「ヤクルト400」という製品もあるのだとか。
ところで,ふと考えてみると,私が腸内環境改善にあたってまずヤクルトを選んだのには,
ちょっとしたサブリミナル効果もあったのかもしれません。
抗悪性腫瘍剤の「カンプト」「エルプラット」等で医療関係者にはよく知られていますが,
株式会社ヤクルト本社は医療用医薬品メーカーでもあり,
医薬品データを扱う仕事上,「ヤクルト」という名称は頻繁に目に入ってくるのです。
販売のみの製品も含め,現在ヤクルト本社が取り扱う医療用医薬品は17成分。
その中には,ヤクルトを思い出させる製品も。
■ビオラクチス散
一般名:カゼイ菌製剤
添付文書の効能・効果:腸内菌叢の異常による諸症状の改善
添付文書の用法・用量:成人1日3g,3回分割経口投与
こちらに使われているカゼイ菌がシロタ株かどうかは明らかではありませんが,
生きた乳酸菌を含有し,腸内で増殖させるという点はヤクルトと一致していますね。
(生きている菌のため,ヤクルト同様,冷所保存の必要があります!)
そして,こちらの含有菌数は製剤1gに
15億~210億個とのこと。
菌数だけでいえば,1日あたり平均「Newヤクルト」1~2本分の摂取ができそうですね。
ただ,医療用医薬品ならではのビオラクチス散の効果にも惹かれますが,
ヤクルトの魅力はおいしさにもありますよね!
お腹のためといいつつも,あの濃厚な味が楽しみで飲んでいるのかもしれません。
ヤクルトは現在,世界38の国と地域で,毎日3,500万本が販売されています。
その名の由来は,
“エスペラント語でヨーグルトを意味するヤフルト(jahurto)という言葉を言いやすいように変更考案した造語”
だそうです。
世界共通語として考案されたエスペラント語が由来であるのにふさわしく,
世界共通製品になりつつあるヤクルト。
私ももっと続けて効果に期待したいと思います!
(す)