医情研通信 Column & Blog

社員's topics

目指せ!良眠

2017年5月16日

ここ数日「いびきがうるさくて,寝付けなかった!」といった苦情をよく受けるようになりました。
最初は悪いねーと笑ってやり過ごしていましたが,たしかに最近,起きると喉が痛いような…。

昔から鼻炎持ちなので,くしゃみや鼻づまりには慣れっこになっているほうですが,
鼻の調子も特に悪いと感じているところでしたし,鼻炎口呼吸いびきというのは当然の流れといえます。

ただ苦情にとどまらず心配されるほどになってきたので,風邪を引きやすいのはこれが原因かも!とか
もしや睡眠時無呼吸症候群なのでは!とか急に色々なことが気になってきてしまいました。

調べてみるといびきの原因もさまざまあるようで,いびき対策にはまず自分のケースをよく知る
必要があると感じました。とはいえ,本人は寝ているわけですからどうしようもありません。
対策はおろか,自分のいびきに気付いてすらいない人も多いというからやっかいです。

慢性的ないびきは睡眠時無呼吸状態を引き起こす可能性があり,
これが生活習慣病のリスクを高めるともいわれています。

睡眠時無呼吸症候群というと,肥満の人に多いイメージがありますが
日本人では痩せ型の人にも多いということですので「よく寝たはずなのに,休んだ気がしない」
「日中とても眠い」「お酒を飲みすぎる」「仰向けで寝ている」「鼻が悪い」という人は特に注意が必要かもしれません。

最近では寝ている間の音を録音・分析してくれる対策アプリなども出ているようですので
機会があったら一度,ご自身の睡眠の質について考えてみてはいかがでしょうか。

さて私のいびき対策はといえば,口呼吸対策として,枕を変えたり横向きに寝たりするだけでも
効果がありそうだということが分かりました。

なかには,いっそ口をテープで留めてしまえ!といった大胆な発想によるマウステープなる商品もあり
面白いと思いましたが,鼻づまりの人間から口呼吸を取ったら大変なことになりますので,
とりあえずマスクをつけて寝ることにしました。また,気道確保のため枕も低いものに替えてみることに。

するとマスク作戦はすぐ剥ぎ取ってしまい失敗に終わりましたが,枕が低くなったことがよかったのか,
音ひとつせずに寝ているとのことで,一定の効果は得られている模様です。
同時に寝疲れすることもなくなったような気もしており,
ちょっとした工夫で改善することもあるものだと感心しています。

1日の生活の3分の1から4分の1という大きな割合を占める睡眠ですが,
脳や身体はその時間も休んでなどおらず,再生のためにしっかり働いているのだそうです。
そんな重要な役割を担っている睡眠の質をより向上させるべく,今後はただ漠然と眠るのではなく,
さらなる良眠を得るための追求に努めていきたい(ただただ寝たいだけという噂もありますが…)
と思うこの頃です。
(あ)
コラム&ブログ Column 資料室 Archive 制作書籍 Books

Page Top