何とも言えない歯触り・苦味・においがだめで,
かたくなにセロリを口に入れる&喉に通すことを拒絶して生きてきました。
”豚肉をトマトと煮込む”(⇒豚の角煮のトマト味)
という美味しそうなレシピを見つけ,材料チェック。
トマト,玉ねぎ・・・セロリ。
かなり長時間煮込むのでなんとかなるか?と,人生初のセロリ買い。
他の具材をやや多めにしたら,セロリの存在はほぼ感じずに,
とても美味しく食べることができました。
苦手な人も多いセロリですが,
多くの栄養素が豊富に含まれていて,さらに低カロリー。
セロリに含まれる栄養素は,茎よりも葉に多く含まれているようです。
ビタミンB1 ⇒疲労回復効果のある水溶性のビタミン
ビタミンC ⇒美肌,美白,シミ,小じわの予防
ビタミンE ⇒抗酸化作用が強く,若返りのビタミン
ビタミンK ⇒止血効果,骨を丈夫にする,動脈の石灰化を防止する働き
カリウム ⇒体内で水分調節,塩化ナトリウムの排出,筋肉や神経の働きを性状に保つ
食物繊維 ⇒便秘解消や腸内環境の改善
アピイン ⇒精神安定作用
フラボン ⇒抗酸化作用,インスリン抵抗性を改善し血糖値を下げる作用
などなど。
アピインとフラボンはセロリ独特なにおいの成分。
これらには鎮痛作用もあり,頭痛・生理痛・二日酔いの頭痛にも効果的なんだとか。
セロリは加熱をしても栄養分が逃げにくく加熱にも適した野菜なので,
セロリの存在感が苦手な人も,炒め物や煮込みにして日頃の食事にとりいれることができるかも。
よく噛んで食べると効果が高くなることが分かっているようですが,
歯ごたえのある状態で食べることはできそうにありません。
(り)