先日,肘の腱鞘炎がなかなか治らないので,かかりつけのクリニックにいったところ
めずらしく「温感」のロキソプロフェンNa(ナトリウム)テープが処方されました。
過去,首や腰が痛かったりしてテープ剤を処方してもらうことは間々ありましたが
温感は初めてでしたので貼り心地が気になるところ。
貼ってみると確かに,ヒヤッとした感覚が無く,思ったより早くじんわり温かく感じられました。
湿布を貼るときの冷たい感覚が苦手な方には良いかもしれません。
はがして直ぐにお風呂に入るとその部分がピリピリとしみるような感覚があったのですが
これは添加物に入っている温感成分が影響しているようで,30分前くらいには
はがしておくのが良いのだそうです。
一般的には急性の痛み→冷感,慢性の痛み→温感というような使い分けもあるようです。
基本的に有効成分は同じなので,効き目に大きな差があるわけではないのかもしれません
が,冬は寒さで体がかたくなりがちなところ,冷たいテープでさらに寒く感じてしまう
ので,温めてくれる温感テープはなかなか良いですね。
<今回処方されたテープ>
ちなみに,ロキソプロフェンNa(ナトリウム)テープはジェネリック含めて20社以上から
製品が出ていますが,温感は今のところこの2社(4製品)です。
・ロキソプロフェンNaテープ50mg「三友」
・ 〃 100mg「三友」
・ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg「タイホウ」
・ 〃 100mg「タイホウ」
厚生労働省HPで公表されている一般名処方マスタでは,ロキソプロフェンNa(ナトリウム)テープは
・【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)
・【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)
となっており,温感・非温感を区別していますので注意が必要です。
(ま)
一般名処方,後発品の確認には「ジェネリック医薬品リスト」