このところ,日中汗ばむ陽気が続いていますね。
このまま梅雨,夏本番へとむかっていきそうですから,
そろそろエアコンのお手入れ等もしておいた方が良いかもしれませんね。
そういう私は古いエアコンを,フィルター清掃をお願いしてだましだまし使っていたのですが
さすがに効きがわるく,そろそろ限界を感じているところです。
(最近のエアコン,性能はすごいのでしょうが,高いですよね…)
さて,先日5月24日に新薬(と報告品目)の告示がありました。
(資料室に官報を掲載しています。)
その中に新薬にはめずらしく?「屋号」のついた製品がありました。
→プリマキン錠15mg「サノフィ」
最近ですとアレルゲンエキスや,他にも
2014年:ホメピゾール点滴静注1.5g「タケダ」
2015年:メチレンブルー静注50mg「第一三共」
などがありました。
メチレンブルーは成分としてはメチルチオニニウム塩化物ですが,米国一般名
として登録されているメチレンブルーを採用し,後発医薬品の命名ルールに準じたようです。
後発医薬品(ジェネリック)では販売名の命名ルールとして
含有する有効成分に係る一般的名称+剤形+含量+会社名(屋号)
とするよう決められてるわけですが,医薬品の情報を販売名からも
伝える,という意味では新薬でもこういった名称が有用なのかもしれません。
また,こういった後発医薬品の命名ルールが決まる前の後発医薬品で,
いわゆるブランド名で収載されているものについても一般的名称への変更が
だいぶ進んできたように思います。現在ではかなりブランド名の後発医薬品が
減ったのではないでしょうか。新薬についても,一般名主流になるとまでは思い
ませんが,今後少しずつ増えていくのかもしれませんね。
気になる販売名を見つけて,インタビューフォームの「名称の由来」を
チェックしてみるものなかなか興味深いですよ。
(ま)