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医情研レポート

医療用医薬品 添付文書更新情報

2025年3月28日

2025年3月27日付で効能追加などが承認された品目の添付文書が更新されました。
該当する製品の添付文書情報を,いくつか抜粋して掲載します。
下記以外の内容やその他製品・項目などの詳細は,最新の添付文書をご確認ください。

《2025年3月27日更新例》

①ベネクレクスタ錠10mg・同錠50mg・同錠100mg(ベネトクラクス)
【効能】再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫
【用法】イブルチニブとの併用において,通常,成人にはベネトクラクスとして,用量漸増期は第1週目に20mg,第2週目に50mg,第3週目に100mg,第4週目に200mg,第5週目に400mgをそれぞれ1日1回,7日間食後に経口投与する。その後の維持投与期は,400mgを1日1回,食後に経口投与する。なお,患者の状態により適宜減量する。
②イラリス皮下注射液150mg(カナキヌマブ(遺伝子組換え))
【効能】成人発症スチル病
【用法】通常,カナキヌマブ(遺伝子組換え)として1回4mg/kgを,4週毎に皮下投与する。1回最高用量は300mgとする。
③イミフィンジ点滴静注120mg・同500mg(デュルバルマブ(遺伝子組換え))
【効能】限局型小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法
【用法】通常,成人にはデュルバルマブ(遺伝子組換え)として,1回1500mgを4週間間隔で60分間以上かけて点滴静注する。投与期間は24カ月間までとする。ただし,体重30kg以下の場合の1回投与量は20mg/kg(体重)とする。
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他にも添付文書の更新があります。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医療用医薬品情報検索でご確認ください。
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