さすがにこの暑さ，エアコンをまったくつけずに朝まで…という人は少ないのではないかと思いますが
寝室をキンキンに冷やしておいて寝るときに切るのがいいのか，
タイマーを付けて夜中に切ったほうがいいのか，
はたまたつけっぱなしでいいのか…など何かと悩ましいところです。
そんなこんなで真夏の快適な睡眠について調べてみたところ，最近のトレンドがわかってきました。
①エアコンは26～28度設定で，一晩中つけっぱなしにする
いきなりの結論となりますが，エアコンは途中で切るよりも一晩中つけておいたほうが
室温が安定するので途中で起きてしまう回数や時間が少なくなり快適に眠れるそうです。
朝起きてだるいと感じることがあるかと思いますが
それは身体が冷えすぎているためなので，設定温度を上げたり，風が直接身体に当たらないよう
工夫すると良いようですよ。
また，温度だけでなく湿度を下げることも大事なので
除湿設定にしてみても良いかもしれません（湿度は40～60%程度が良いそうです）。
②就寝中は長袖長ズボンを着用のうえ，しっかり布団もかける
上の項と重複しますが、人は眠ると体温が下がるので
エアコンをつけたまま寝る場合は，寝冷えしないよう半袖・短パンなどの格好は避け
しっかり布団をかけましょう。
③寝る30分以上前から寝室を冷やし，寝具，壁，天井にこもっている熱気を冷ましておく
これは意外と大事なことのようで，壁や寝具には日中の熱が籠っているので，
布団に入るタイミングでエアコンを入れるのでは遅く，暑さで寝つきが悪くなってしまうそうです。
快適な睡眠には入眠直後に深い眠りに入ることが重要で，そのためには入眠時の体温を速やかに
降下させると良いとされています。
しっかりと冷えた部屋で寝ることが快眠の第一歩ということですね。
ちなみに
厚労省の指針では，寝床内の温度が33℃前後だと睡眠の質が維持されるとしています。
④電気代はそんなに高額にはならない
エアコンメーカーの報告によると，朝までエアコンをつけっぱなしにしても
電気代はさほどかからないとのことでした。
もちろん環境や機種によるとは思いますが，外気温の低くなる夜間は消費電力が下がるので
少なくとも日中と比べると電気代は安くなるそうです。
毎晩何十円かの電気代で快眠が得られるのであれば
費用対効果の面から考えてもエアコンをつけたままにしておくほうがお得かもしれません。
上記の結果を踏まえ，我が家でも①～③を実践したところ
寝冷えすることもなく毎日朝までぐっすりと眠れるようになりました。
エアコンは苦手という方も，色々試してみると最適な温度や湿度が見つかるかもしれません。
暑さはまだまだ続きそうです。夜はしっかりと休息して乗り切りたいものですね🌙
（あ）
