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カードゲームいろいろ

2023年2月7日

先日,久しぶりに集まった友人とカードゲームをして盛り上がりました。
いくつか遊んだ中で印象的だったのがこのゲーム。

引いたカードの数字を見せ合うことなく,互いの数字を推測しながら
カードを並べていく協力ゲームです。
例えばテンションの上がるおかずというお題で,自分が引いたカードが98とします。
数字は100まであり,数が大きいほど
「テンションが上がる」ということになるので
「シーチキン缶は下位だろうな」「ハンバーグならきっと100に近い数字のはず!」
などと意見をすり合わせていくルールです。

お題は自分たちでも決められるので,普段話さないテーマで
お互いの常識のずれを知ることができ,とても面白かったです。

調べてみるとクラシエが企画したカードゲームがありました。
『人にやさしくなるゲーム』というそうです。
”「人にやさしくなるゲーム」は、「体調不良の人」が
「まわりの人」から声がけされる【セラピーワード】をヒントにして、
自分の症状に気がつくことを目指すゲームです。”

(クラシエ ニュースリリースより)

自分の症状が本人からは見えず,
周りの人の言葉がけで気づかせるというルールが面白いです。
実際に自分の体調不良になかなか気づけず,
周りの人の気づきで病気がわかることもありますよね。
本人への気づきの促し方もオノマトペや特定の役柄になりきるなど,
マンネリ化しないよう工夫してあります。

さらに『もしバナゲーム』というカードゲームもあります。
亀田総合病院で緩和ケアや地域・在宅医療に取り組む医師らが立ち上げた
一般社団法人「iACP(アイ・エーシーピー)」が,
米国で発祥したゲームを日本語に訳したものだそう。
病や死に際して自分が大切にしたいものを,ゲームを通じて
言語化し伝えあうことができるものです。
一人で自分の価値観を整理することもできます。

こちらから開発者メッセージを見ることができます。
※リンク先で音が流れます

お正月に家族で集まったときなど,わいわいゲームしたあとに
こんなゲームで身近な家族の考えを知ることもいいかもしれません。

(い)
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