先月,1年半ぶりに胃の内視鏡検査を受けました。
毎年の健康診断でバリウム検査はありますが,
バリウムを飲むのも,検査台が回るのも,検査後もどうも苦手なので,
近所のクリニックで内視鏡検査を受けています。
これまで胃の内視鏡検査は左の鼻の穴からカメラを挿入していましたが,
検査当日は左の鼻が詰まっていたので,初めて右側から入れてもらうことにしました。
ところが,私の右の鼻腔は曲がっているようで内視鏡がなかなか先に進まず・・・
結局これまでどおり,左の鼻から内視鏡を入れることになりました。
局所麻酔をしているとは言え,内視鏡が鼻に入っていくとき,喉を過ぎて食道を通るときも
決して楽ではありませんが,バリウム検査の一連の流れに比べれば,それほど辛くはなく,
検査自体は10分程度で終了です。
今回の病理検査でも異常はなく,一安心です。
2021年のがん種による
死亡者数は多い順に肺がん,大腸がん,胃がんとなっています。
ちなみに
胃がんで亡くなった方は
約41,000人(男性約27,000人,女性約14,000人)ということです
(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)。
厚生労働省は,これまでがん検診は不要不急の外出には当たらないと啓発していますが,
ここ数年はコロナ禍の影響で,特に60歳以上のがん検診率が下がっているそうです。
がんは早期発見,そして見つかった場合には
早期治療が重要です。
私の親類は発見時にはステージが進み,胃を全摘せざるを得ない状況でした。
国民の約2人に1人ががんに罹患する国,日本。
その時々の感染状況にもよりますが,コロナ禍を言い訳にせず,
機会を見つけて,前向きにがん検診を受けることをお勧めします。
(を)