今年も早くも9月になってしまい,朝夕はずいぶん涼しくなってきたものの,
日中はまだ蒸し暑い日もあり,風邪などを引かぬように注意したいと思います。
さて先日テレビを見ていると,聞き覚えがある名前が聞こえてきました。
その名も「
線虫」。
以前にこのブログでも「
線虫の能力」として取り上げた検査についてのCMが流れていたのでした。
「
N-NOSE」という検査で,採取された尿を用いて「
線虫」ががん検査を行うものです。
以前にブログで取り上げたときには2020年からの実用化とされていたので,
既に「
N-NOSE」が行われていたのかもしれませんが,
CM放映やWEBページでの宣伝をする段階にまでなったのかと,感慨深くなりました。
「
N-NOSE」によってリスクを調べられるがんの種類は以下の15種類と,
以前のブログ時点から増えてはいませんが,がんリスクが判定された後のアフターフォローが整備されていて,
ただの検査ではなくがんの早期発見に役立つ包括的なサービスとして充実したものになった印象があります。
反応が確認されているがん種
胃がん/大腸がん/肺がん/乳がん/子宮がん/膵臓がん/肝臓がん/前立腺がん/食道がん/卵巣がん/
胆管がん/胆のうがん/膀胱がん/腎臓がん/口腔・咽頭がん
今後「
N-NOSE」の利用者が増えることで,がんを早期発見できる方が増えるとともに,
さらに「
N-NOSE」関連のサービスが拡充していくことを期待しています。
(と)