6/1中医協で薬価収載の了承が得られた
ボカブリア錠30mg
ボカブリア水懸筋注400mg
ボカブリア水懸筋注600mg
リカムビス水懸筋注600mg
リカムビス水懸筋注900mg
が告示されました(適用は明日6/8)。
エイズ関連の緊急収載の扱いで,ボカブリア錠は市場性加算(I)が10%,
ボカブリア水懸筋注は有用性加算(II)5%,市場性加算(I)10%,
リカムビス水懸筋注も有用性加算(II)5%がついています。
注射薬の有用性加算(II)は,いずれも1カ月または2カ月に1回投与となり,
これまでの経口投与が1日1回服用が中心であったことから負担が大幅に
改善されることが考慮された模様です。
未知の感染症はもちろん脅威ですが,既存の感染症への対応も重要で,
かつ患者負担の軽減が期待できる薬剤の登場は朗報と考えます。
(わ)