このところ新型コロナウイルスの感染者数は全国的には
ほぼ横ばいで推移していますが,当ブログで不定期にお知らせしている
厚生労働省発表の季節性インフルエンザの感染状況の情報,
「
インフルエンザに関する報道発表資料」が今年も感染者が
少なく,令和4年第10週(3月7日~13日)分で終了となりました。
新型コロナウイルスまん延前までは毎年9月から翌年5月下旬の
第20週ぐらいまで発表されていましたが,昨年の令和3年第9週での
終了とほぼ同じ,
例年より約2か月以上早い終了です。
他の感染症も軒並みコロナ前より少なく推移していますが,
現在,
感染性胃腸炎については微増ではあるものの増加傾向にあります。
国立感染症研究所発表による感染症週報によると,第12週
(3月21~27日)の8720名から第14週(4月4~10日)は9170名と
なっています。
国立感染症研究所のサイトでも「
注目すべき感染症」として
取り上げています。
IDWR 2022年第5号<注目すべき感染症> 感染性胃腸炎
感染性胃腸炎は,下痢や嘔吐といった症状を引き起こし,
一般的には寒い時期に増えるですが,子どもや高齢者は
重症化する恐れがあり微増とはいえこの時期に増えて
いるのは気になるところです。
私も一度感染したことがあり,もうその時のことは経験は
避けたいので予防と共にその動向を注視したいと思います。
(お)