さて，11月の新薬が収載され2週間弱です。
新用法による剤形・規格追加を除いて新しい名称も出てきて，
恒例の命名・由来チェックをしてみました。
（順不同，いずれもIFで調べられた範囲です）
■エフメノカプセル１００ｍｇ
エフメノ(F-meno)は，英語の「女性」を意味する female ならびに「閉経」を意味する menopause を組み合わせて命名
■サフネロー点滴静注３００ｍｇ
Sapience for the new line of therapy：新しい治療法 (New Line Of therapy) のための英知 (SAPience) から“Saphnelo”とした
■パドセブ点滴静注用３０ｍｇ
PADCEV=Antibody-Drug Conjugate(抗体薬物複合体)＋Enfortumab Vedotin(エンホルツマブ ベドチン)
■ライアットＭＩＢＧ－Ｉ１３１静注
Radio Active Iodine ATtacks Tumors の頭文字に由来
最後は再生医療等製品です。
■アロフィセル注
Allogeneic（他家）+ Fistula（瘻孔）+ Cell（細胞）
いつもながら，「海外に準じた」はマニアとしてはそこを書いてほしい！と思いつつ，
由来が「特にない」品目の背景が気になるところです。
某「なんとかヒストリー」のように辿る企画はできないものか…
（わ）
