9月30日をもって
緊急事態宣言が解除され，新型コロナウイルスの感染者数も
今のところ落ち着いています。その後，様々な規制，要請が緩和され始めたことで，
街に人がかなり戻ってきた印象です。
以前ほどではないものの人流が戻りつつある状況となり，懸念されているのが
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行です。
厚生労働省発表の
「インフルエンザに関する報道発表資料」によると，例年のこの時期
（10月3週目あたり）の感染者数は，新型コロナウイルス感染症が発生する直前の
一昨年は4,421人でしたが，昨年の同時期は17人，そして今年の感染者数は
10人です。
厚生労働省 インフルエンザに関する報道発表資料 2020/2021シーズン
通常，同資料は5月末から6月あたりのまで発表されますが，昨季は季節性
インフルエンザ感染者数の少なさから3月中旬で発表が終了したことは，
当ブログでもお知らせしました。
新型コロナウイルスの流行後は非常に少ない感染者数で推移してきたインフルエンザ
ですが，人流の増加とともに，海外でのインフルエンザの流行が報告されて
いることもあり，
渡航制限の緩和も気になるところです。
生活している以上，外出は避けられず感染してしまうのはある程度仕方のないことでは
ありますが，引き続き感染対策と体調維持の継続が必要ですね。
（お）
