前々回のブログは,胃カメラの体験記(
「初めての胃カメラ」)でしたが,
ちょうど私も先日初めてMRIを体験しました。
以前から脳ドックを受けてみたいと思っていましたが,
思わぬ形で脳のMRIを受けることに。
ある日から,突然動けなくなる程の激しい頭痛が頻回に起こるようになりました。
コロナ禍でなるべく病院にはかかりたくないのもあって何度目かまでは耐えていたのですが,
さすがに救急にかけこみました。
夜間だったのでCTしかとれず,詳しく診てもらうため翌日MRIを受けました。
初めてのMRI,少しドキドキしながら臨みました。
音がうるさいと聞いていたのに想像より大したことはなく,
ちょっと拍子抜けしましたが,あっという間の十数分でした。
費用は大したことはありましたが💧
診断の結果は,
可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)とか。
脳の血管の一部にくびれて細くなった箇所が見つかり,そこが原因のようでした。
「可逆性」とあるように元に戻るものなので,一安心しつつ,今は薬を飲みながら
縮んだ血管をせっせと戻しているところです。
今回の頭痛は
「雷鳴頭痛」(突然雷が鳴ったような激しい頭痛に襲われるという意味)と言われ,
特徴として1分未満で痛みのピークに達し,吐き気を伴うことがあります。
雷鳴頭痛の原因として,RCVSの他に,
くも膜下出血,椎骨動脈解離,脳脊髄液減少症等の恐ろしい病気も考えられます。
RCVSなら良いのですが,万が一を考えて,経験したことのないひどい頭痛が起きた場合は
躊躇せずに受診すべきですね。
そういえば,ふと思ったのですが,
治ったかどうかの確認で,またMRIを受けるものなのでしょうか・・・?
(は)