今年は,ラニーニャ現象により例年より寒く,降雪量も多い冬になると
予想されています。冷え込む日が多くなり,体調管理が難しい季節に
なってきました。
ここ数年この時期に,厚生労働省が週次で発表している
「
インフルエンザの発生状況について」による,季節性
インフルエンザの動向を当ブログに載せてきました。
今年の状況は・・・。
2020年11月6日 インフルエンザの発生状況について
指定医療機関が何人のインフルエンザ患者を診療したかを示す
”
定点当たりの患者数”が,
「1」を超えるとインフルエンザの
シーズンインとなります。
昨年は11月の3週目にシーズンインしたのですが,今年は先週
11/6の報告によると,定点当たりの患者数が
「0.01」で,昨年の
同時期のシーズンイン寸前の
「0.95」を大きく下回る値となっています。
報告の実数でいうと,昨年の「4,682」に対し,今年はなんと「32」。
例年でいえば本格的な流行を迎える前ですが,
新型コロナウイルスに
よる感染対策の継続により,季節性のインフルエンザの
罹患者も抑えられていると思われます。
ですが,新型コロナウイルスに関しては11月11日の全国の新規感染者数が
1,500人を超え,
過去最高の水準に迫っています。感染対策とともに,もし
感染した場合の準備が必要ですね。
(お)