前回のブログ(「緑内障は40代から?!」)に続いて目に関する話になりますが,
近くの物が見えにくくなる年頃になり,補助グッズの購入を検討していました。
コロナ禍でリモートワークが導入されたことも影響し,
より見えにくくなった気がしていました。
当初は老眼鏡しか頭になかったのですが,現状を冷静に考えると
昔に比べたら至近距離でのピントは多少合わせにくくなったものの,
見づらいものは,結局近づけても離しても見づらい。
日常生活の中だと,小説や漫画のルビが読めない時があったり,
「ば」と「ぱ」など濁点と半濁点の区別がしづらかったり,
イヤホンに印字された「R」「L」がわからない,針孔に糸を通しづらい などなど。
私の場合,現段階では,
ピンポイントで手元を拡大して見やすくする拡大鏡(ルーペ)で十分だという結論に。
実際に,自分にとって必要なのは
老眼鏡 か ルーペ(眼鏡型) なのか迷う人が多いようです。
それぞれの特徴は,
老眼鏡は眼の調節機能を助け,近くにピントを合わせるためのもの。
眼の状態(近視・遠視・乱視)や,見るものの距離により度数は様々ですが,
見るものの大きさはそのままに見えます。
一方,ルーペは対象物を拡大するもの。
本来の大きさよりも倍率により2倍,3倍と,より大きく見るためのものです。
近くが見えにくくて困っている場合,
一般的には,まず老眼鏡でピントを合わせてみる。
それでも細かくて見えにくい場合は,老眼鏡を掛けた上でルーペを使用する。
の順で試して,判断していくのがいいようです。
私は,老眼鏡は使用せず,メガネ型ルーペのみを購入しましたが,
買って良かったです。重宝しています。
ルーペにもいくつかの倍率があり,レンズにより歪んで見えたりするものも
あるので,やはり実際にかけてみて,自分の目に合ったものを選ぶのがいいと思いますよ。
(は)