私が前回ブログをアップした4月7日は,新型インフルエンザ等
対策特別措置法に基づき,4月8日から7都府県を対象とした
「
緊急事態宣言」が発令された日でした。
その後,同宣言が17日には全国に拡大しましたが,感染者の減少
傾向を受け5月14日に
39県の緊急事態宣言が解除されました。
最初の「緊急事態宣言」から1か月半。本日,関西圏の3府県にも
緊急事態宣言の解除が出される見込みで,残る関東圏の3都県と
北海道については継続されるものの,31日を前に解除する
可能性があるとの見解が示されています。
一方で,第2波,第3波の恐れも懸念されていることから,引き続き
手洗いの徹底やマスクの着用,
ソーシャルディスタンスの確保,
「3密」の回避などについては引き続き継続案件となるでしょう。
そんななか,厚生労働省では専門家会議の提言から生まれた
「
新しい生活様式」に関するページが設けられ,最近では自治体
レベルでも推進の流れが出来ており,未だ感染者がいない岩手県の
サイトでも紹介されています。
厚生労働省
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました
感染者ゼロの岩手県
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」
岩手県の達増拓也知事は15日の会見で,「
第1号になっても
県はその人を責めません」,「
感染者は出ていいので,
コロナかもと思ったら相談してほしい。陽性は悪ではない」
と呼びかけ,県民が「陽性第1号」になることを恐れて,
相談や検査をためらうことのないよう促しました。
岩手県にとっての新型コロナウイルスは,感染者数の多い地域
とは違う緊張をもたらしていると思われますが,どの地域でも
起こりうる感染者への誹謗中傷がなくなることを祈るばかりです。
(お)