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ためしてみた!

2020年1月23日

買ったばかりのセーターをうっかり洗濯機の普通洗いにかけてしまったところ,
驚くほど縮み上がってしまいました…。
頑張って着続けていれば伸びるのではないかと,何度か無理やり着てみたものの
詰まった繊維同士の結束は固く,広がる気配もないのでがっかり。

そんな折,ウールやカシミヤなどのセーターの縮みは,
髪を洗うときに使うリンスやトリートメントで戻せるらしいという噂を聞いたので
試してみました。

①ぬるま湯にリンス(トリートメント)を
 よく溶かす(さくらんぼ大ぐらいの量)


最近はノンシリコンの製品が流行っていますが,
この場合はシリコン入りのものが効果的だそうです。
〔アモジメチコン(ジメチコン)などと表記されています〕

というのも,動物性繊維の縮みは繊維表面の
スケールと呼ばれる「うろこ」が水に濡れて広がり,
互いにギュッと絡み合ってしまうことで起こるそうです。
ちょうどシャンプーで髪を洗った直後のパサパサした状態と同じということですね。
ですからコーティング力のあるシリコンの入ったものが有効ということのようです。

②セーターを15~30分ほど漬ける

その後,私は軽く水洗いをしてしまいましたが
本当は洗い流さないほうが良いようです。

③軽く脱水したあと、形を整えて(のばしながら)干す

ここが重要なポイント!
繊維は当然のことながら乾燥に伴って縮みますので
その際の縮みをどの程度に抑えるかを考えながら,
裾に錘をつけて縦に伸ばしたり,型紙を作って横に伸ばしたりして干していきます。
ただし,失敗すると型崩れを起こしますので,
平干しにしておいたほうが無難かもしれません。

結果,こんな簡単に!?と思うほど,セーターはゆるゆるになりました。
最後の「干す」段階でちょっと伸ばし過ぎた感はあるものの,まずまずの出来です。

ちなみに,セーターが″伸びてしまった“場合には
アイロンのスチーム機能を使えば多少は戻せるそうですよ。
ということで,今度はそれで調整を…。

みなさんも,ぜひお試しあれ。

(あ)
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