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布団よりうどん,枕よりたわし

2019年10月31日

10月末ともなると,特に夜はずいぶん冷え込んできますね。
近頃,厚手の寝具に変えた方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も,初秋用の薄いものではなく,ほぼ冬用の羽毛布団を使い始めたところです。
しかし,さすがに今の時期だと手足の先だけ暑い!となったりするんですよね…
入眠時には深部体温の低下を促すため,体の末端部から放熱され,手足だけ温度が上がるのです。
それで,布団から手足だけ出して眠ろうと思うと,一緒に肩なども出てしまい寒かったりして,
なかなかパーツ別の体温調節は難しいものです。

そんな時知ったのが,予約が取れないことで有名な,
人気ヘッドスパ店「悟空のきもち」が開発した「睡眠用うどん」 です。
注意事項で「※本製品は寝具です。食べられません。」とされているのがシュールですね。
「麺」と呼ばれる着脱可能なパーツが体に絡み,隙間から自在に手足を出すことができます。
もちもちの「麺」を抱き枕的に使い,包まれる安心感を追求することもできるのだとか。
上に掛布団をかければ,冬場の防寒もばっちりとのこと。
ぜひ一度,試してみたいですね!

そしてなんと同社は,布団に代わる睡眠用うどんだけではなく,
枕に代わる「睡眠用たわし」,その進化系の「熟睡用たわし」も生み出していました。
こちらはたわしの繊維により,適度に頭皮を“いじめ”て眠りを誘うとのことです。
頭を温めすぎないという利点もあり,開発者の方々が
真剣に たわししかない。 それが私たちの答えです。」と語る一品です。

いろんなメーカーから,高級仕様だったり進化した素材の寝具が登場していますが,
こういった新しい発想の寝具では,また新しい睡眠が得られそうですね。


厚労省の「e-ヘルスネット」によると,日本人を対象にした調査では5人に1人が
「睡眠で休養が取れていない」「何らかの不眠がある」と回答しているそうです。
健康に欠かせない睡眠のため,これまでの環境に行き詰った方には,
布団ではなくうどん,枕ではなくたわしという選択肢もあるのではないでしょうか。

(す)
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