医薬情報研究所社員によるコラム&ブログ

夏でなくても食べることはできますが，
やはりオクラの旬は夏ですよね。

オクラといえばネバネバ。
あのネバネバは水溶性食物繊維の”ペクチン”や
糖タンパク質からできています。
※植物由来の糖タンパク質には該当しないとの指摘から
「ムチン」という呼称を削除いたしました。

ペクチンは血中コレステロール値や血糖値を下げる，
糖タンパク質は胃を刺激物から保護しタンパク質を体が吸収しやすくする働きがあります。
おまけに両方に整腸作用もあるそうです。

オクラの90％は水分で，残りが炭水化物と食物繊維。
カロリーも低く，便秘の改善にも効果があるそうなので
ダイエットにももってこいの食材です。

また，カリウムやカルシウムも豊富なので，
ナトリウムを排泄する働きによる高血圧予防，
心を安定させイライラを鎮めてくれるという効果もあり◎

オクラは下茹でして冷凍保存もできるので，
暑いこの時期，オクラ＋納豆で流水麺をつるっと…
火を使わずに1食作れます。

（り）