今年は夏が訪れても涼しい日が多く,このまま冷夏となるのでは?とさえ思いましたが,
7月末から急に暑くなり,熱中症の危険も一気に増えてきました。
ニュース等でも取り上げられ,かなり周知されてはいるかと思いますが,
ためらわずにクーラーを使用することや,水分と電解質のこまめな補給が大事です。
暑い中,来週にはお盆を迎えますが,今年はその直前の8月12日(月)が振替休日のため,
長い連休となる方も多そうですね。
2016年から新設された祝日,山の日は8月11日ですが,今年は日曜日にあたります。
そのため,8月10日(土)からお盆を過ぎた土日まで含めると最大9連休になるのですね。
この山の日,来年2020年は,東京オリンピックに伴う観光客の増加を見越して,
オリンピック閉会式となる8月9日(日)の翌日である8月10日に移動されるようです。
「山に親しむ機会を得て,山の恩恵に感謝する」ことを趣旨に制定された山の日ですが,
当初候補として挙がっていたのは,お盆につなげて連休を延ばせる8月12日だったそうです。
しかし,8月12日は1985年に日本航空123便墜落事故が発生した日であるため,
慰霊の日が祝日となってしまうのを避け,前日の11日とされたとのこと。
紆余曲折あって制定された山の日ですが,イベントも開催されています。
山梨県甲府市で行われる
「山の日」記念全国大会は,山の日制定以来,今回で第4回を迎えます。
都内では,
高尾山でも親子で楽しめるイベントがあるそうですよ。
山の日というきっかけもあり,この時期登山やトレッキングにチャレンジする方もいるのでは。
標高の高いところは涼しくても,体力を使う登山中は脱水傾向になりやすいといえます。
脱水量は,
体重(kg)×行動時間×5mL
と言われており,これらの失った水分量の7~8割程度は補給する必要があります。
例えば体重50kgの女性でも,6時間行動する場合1リットル以上のスポーツドリンク等の用意が要ることになりますね。
山ほど過酷な環境でなくても,炎天下で活動していれば,
上記と同じレベルで体から水分が失われてしまうことも多そうですね。
牛乳パック1つと考えると結構な重さでも,現在は軽量の魔法瓶やボトルなど,
便利なグッズもたくさんあります。
のどが渇いたときに自販機でペットボトルを購入するのはお手軽ではありますが,
普段から水分を持参し,こまめに補給するくせをつけておくのも大事な熱中症対策ですね。
私も良さそうなボトルを物色してみようと思います!
(す)